ホームページ内の一部のページしかスマホサイトに掲載していないなど、
スマホサイトのコンテンツが極端に少ないホームページは、
モバイルファーストインデックスの適用により、悪影響を受ける可能性があります。
今まではパソコンサイトのコンテンツをもとにページのクオリティを判断していたので、
主要ページのみでスマホサイトを構成するというプランでもSEO面で致命的なダメージを受けることはありませんでした。
そのため、「全ページをスマホ対応するのはコストがもったいないから」という理由で
一部のページしかスマホサイトに掲載しない、中途半端なスマホ対応をしている企業ホームページも多かったのです。
しかし、モバイルファーストインデックス適用後はそのようなホームページでは影響を受ける危険性があります。
検索エンジンのインデックス登録の判定基準がパソコンサイトからスマホサイトに変更されるので、
主要ページしかスマホ対応していないホームページだと評価されるコンテンツ数が少なくなる可能性があるからです。
もしMFI適用後に評価されるコンテンツ数の減少が発生した場合、以下のような悪影響が考えられます。
・コンテンツ数減少でホームページ全体の評価が低下する
・評価低迷による検索順位の下落
・パソコンサイト側で今まで広義のランディングページ(入り口ページ)として集客に貢献していたページがその効力を失う
中途半端なスマホ対応をしているホームページでは以上のような悪影響が懸念されるので、
早急にホームページ内の全ページをスマホ対応にするようにリニューアルを検討すべきです。
また、パソコンサイトではコンテンツ(特に文章)を多く載せているが、
スマホサイトでは見栄えを気にしてコンテンツを削っている場合なども、評価が悪化する危険があります。
こちらも早急な対応が必要です。
次回は【スマホサイトが存在せずパソコンサイトのみのホームページはどうなるか?】についての記事を投稿します。
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