今回は当社へ最もご相談の多いWEBサイト制作について分析をしたいと思います。
「良いウェブサイト」といってもなにが「良い」のか、
それらの定義をすることで具体性をもたせることで「なにを改善するべきか」が明確になります。
【良いWEBサイトとは...】
・見た目に美しいデザインのサイト
・情報がたくさんあるサイト
・表示スピードが早いサイト
・コンバージョンが多いサイト
・SEOに長けていて検索されやすいサイト
どれも間違いではないですが、これらは「良いウェブサイト」の手段でしかないです。
良いウェブサイトとは
「誰のために、何のために、どんな状況で」が明確になっているサイトだと当社は定義します。
そのサイトはどんな利用者を想定していて、
どんな状況で見ていると思いますか。
そしてなぜサイトを利用されているのでしょうか。
上記に対する回答を持っているウェブサイトは「良い」ウェブサイトです。
もし、いまのウェブサイトに
「誰のために、何のために、どんな状況で」が決まっていないのであればそれは問題です。 なぜなら「利用者によって接待が真逆になる」からです。
ユーザーは屋外で電車などの通勤時間にスマホを利用している人もいれば、
オフィスでパソコンの人もいますし、
エンターテイメント的な楽しさを求める場合もあれば、
細かい情報を求める場合もあります。
このようにユーザーには様々な傾向があります。
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ユーザー特性①
・カジュアルユーザー ・屋外で移動しながらスマホ ・目的が明確で行動したい
・情報を求めいている ・わかりやすい概要を求める
↑
滞在時間は最長でも3分と想定し、サイト構成やデザインはシンプルにすることはもちろん
モバイルファーストで表示速度やスクロールの量にも配慮する必要があります。
そうなると必然的に情報量は必要最低限に留め、
文字情報より写真やイラスト、図などで概要を伝えることが重要かつ、
コンバージョンにいつでもいけるような工夫が必要。
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ユーザー特性②
・楽しさを求める ・詳しい情報を求める ・熱心なユーザー
・オフィスでパソコンを使用 ・詳しく相談がしたい
↑
滞在時間は最長でも10分と想定し、パソコンユーザーなので情報量は多くても問題はありません。
写真や数字データ、グラフなどで説得力のある詳細情報を明記し、
どちらかといえばサイトで悩みやわからないことが解決することが理想。
とはいえわからないことがあればすぐにでも相談したい。
チャットや相談窓口などのコンバージョンが理想。
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以上のように、利用者によっては接待内容が真逆になります。
サイトの「誰のために、何のために、どんな状況で」を明確にすることで、
それに該当する利用者にとって最適なおもてなしができるのです。
よいウェブサイトは、美しいデザインサイトでもなければ、SEO効果の高いウェブサイトでもありません。「誰のために、何のために、どんな状況で」が表現できているサイトは
「よいウェブサイト」となります。
そして、それが表現できているサイトは必然的に
「美しく、SEO効果も高く、コンバージョンされやすい」サイトになるのです。
WEBサイトの新規制作、リニューアルをお考えのお客様はぜひ当社までお問い合わせください。
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